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日本のマーケティング責任者が目指すべき5つのタイプのCMOとは?2014.08.12

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たとえウェブマーケティング担当であっても、「マーケティングには詳しいけれどITには疎い」、またはその逆だという方も多いのではないでしょうか。日本ではマーケティング部門とIT部門が分けられていることが多く、ウェブ戦略を使ったプロモーションの時だけコラボするというような形をとっている企業もあるほどです。
しかしウェブの存在を無視してマーケットを開拓することが非現実的になった今、一時的なコラボで完結させるというスタンスでは、企業としての成長を妨げてしまう要因ともなってしまいます。

マーケティングの最高責任者CMOの存在

ここ数年、注目を集めているのがCMOです。CMOとは、Chief Marketing Officerの略で、日本語ではマーケティング最高責任者と訳されます。CEO(Chief Executive Officer/最高経営責任者)やCOO(Chief Operating Officer/最高執行責任者)といった略称は既に日本でも認知度が高いのでご存じの方が多いでしょう。CMOは彼らと並ぶ権限を持つマーケティングの責任者であり、今まで部門ごとに実施されていたマーケティング活動を連携し、包括的な視点をもって導いていくことが求められています。
Vision CriticalでCMOを務めるタイラー・ダグラス氏はマーケティングの変化について次のように述べています。以前はマーケティング戦略といえば、Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(プロモーション)の4つのPが重視されていました。ところが、オーディエンス・フラグメンテーション(視聴者を、好みのメディアごとに分割しグループ化すること)、ソーシャルメディア、ビッグデータの台頭がその役割を大きく変えました。今ではリーダーが革新を起こしたり、ビジネスを成長させるのを助けるために必要なものになっています。IT技術の進化が、従来のマーケティングを大きく変えることとなったのです。

CMOに必要な5つのペルソナ

こういった流れもあり、包括的にマーケティングを指導できるCMOの存在が重視されるようになりました。では、CMOにはどういったペルソナ(人物像)を持った人が良いのでしょうか。ダグラス氏によると、明日のマーケティング戦略を導くのは以下の5つのタイプだと言います。

1  データサイエンティスト

データサイエンティストは統計解析のプロであり、数字に強い人たちです。集められるデータには広範囲の利用価値があり、コンテンツ開発のために、CRM(顧客との関係構築のための手法の1つで、顧客の情報を統合管理すること)やビジネスインテリジェンスシステム(企業の持つ多量のデータを収集、保管、分析、加工し経営に活かすシステム)の側面から分析ができる人が求められています。

2 起業家

起業家は、アイデアをビジネスに変えることができる革新者でもあります。彼らは時間や資金をマネジメントし、高いパフォーマンス能力を持ったチームを作り、クライアントとの間に素晴らしい関係を構築していきます。このスキルはCMOにおいて必須のものであり、また彼らの少ないリソースの中から多くのことを行う力が求められています。

3  ソーシャルメディアのプロ

ユーザーはソーシャルプラットフォーム(ソーシャルサービスが提供されている土台となっているSNSのこと)上で、ブランドへの愛、時には憎悪を表明せずにはいられません。今日のマーケティング戦略では、ソーシャルメディアを駆使し、ユーザーと企業の結びつきを高める必要があります。

4 リサーチャー

大量のユーザー情報の意味を理解し、ユーザーの行動の理由を理解するスキルを持っている人たち、それがリサーチャーです。彼らはユーザーの購買行動前の気持ちと実際の行動にあるギャップを埋める力を持っています。彼らによるリサーチは、企業がユーザーに歩み寄る手助けになり、マーケティング戦略には欠かせないものです。

5  カスタマーエクスペリエンスのプロ

最近のIBMの調査によると、カスタマーエクスペリエンスはCMOにとって考えるべき優先順位の高い事項であると言われています。しかしまだ、カスタマーサービスとコンテンツマーケティングは分けて考えられているのが実情です。そのため、ユーザーの問題解決に力を貸せるようなコンテンツマーケティングを実施できる、カスタマーエクスペリエンスの重要性を理解している人が求められています。

次世代で求められる人材像とは

これまで述べて来たことは、CMOについてだけでなく、企業の人材採用にも普遍的に求められていくことではないでしょうか。企業は従来、マーケティングのプロ、ITのプロなど特定のスキルに注目し人材採用をしてきました。しかしこれからは、時代に即した様々な知識を持ち合わせ、それらを次のステージに持ち上げるだけのパワーを持った人材が求められていると言えそうです。
またこういった人材が社内にいるかいないかが、企業の成長の度合いに影響してくることは言うまでもありません。マーケティングの場において、自分自身がどういったポジションで仕事をしていくのか、また企業内にすでにどういうタイプの人物がいて、新たにどういう人物が必要なのか、一度考えてみてはいかがでしょうか。

参考:5 Types of People Who Will Lead Tomorrow’s Marketing Strategies  / By. Tyler Douglas
http://contentmarketinginstitute.com/2013/10/types-lead-tomorrows-marketing-strategies/
画像:Victor1558 via photopin cc

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